「まごわやさしい」という言葉を聞いたことはありますか?これはダイエットやファスティングを行う際に取り入れると良いと言われている食材の頭文字を組み合わせてできた言葉です。
「まごわやさしい」とは具体的にどのような食材なのか今回の記事で詳しく解説していきます。
まごわやさしいとは
「まごわやさしい」とは、健康な食生活に役立つ食材の頭文字を覚えやすく言いかえた言葉です。これらの食材には栄養素がたくさん含まれており、毎日の食事に積極的に取り入れることで健康な生活に役立ちます。また、ダイエットやファスティングを行う際にも取り入れると良いと言われています。
まごわやさしいの食材
まごわやさしいの食材は以外と身近に手に入る食材なのです。一つずつ紹介していきます。
ま まめ 生活習慣病予防
豆類には良質なタンパク質や豊富なミネラルが含まれています。「畑の肉」とも言われる大豆は、納豆や豆腐が代表的な食材ですが、そのほかにも、小豆や黒豆、油揚げ、高野豆腐も「ま」に含まれます。
ご ごま コレステロールダウン
ごまは、たんぱく質、脂質、ミネラルがたっぷり含まれています。脂質には不飽和脂肪酸が多く含まれ、血中のコレステロールを減らす効果があります。ごまの中には、アーモンドや栗、ぎんなん、ピーナッツなども含まれます。切ったり刻んだり、すりつぶして使うことで普段の食事にも取り入れやすくなります。
わ わかめ 老化予防
わかめは、各種ミネラルをバランスよく含み、新陳代謝を活発にして、体の抵抗力を高め若々しさを保つ働きがあります。わかめだけでなく、昆布、ひじき、もずくなどの海藻類が「わ」に含まれます。中でも昆布はカルシウムや食物繊維を多く含む食材です。
や やさい 皮膚や粘膜の抵抗力強化
野菜は1日350gが目安とされており、中でも色の濃い野菜は緑黄色野菜と言われ、1日に120gほどの摂取が推奨されています。サラダやジュースもおすすめですが、炒めたり煮たりすることでかさが減り、たくさんの野菜を食べることができます。注意点として加熱することで栄養素が失われる食材もあるので加工方法には工夫が必要です。
さ さかな 疲労回復
魚の中でも特に青魚はDHAやEPAなどの良質な脂質やタンパク質が含まれているので血中のコレステロールを減らし、血液をサラサラにする働きと、疲労回復の効果があります。白身魚も赤身魚も、たんぱく質の栄養価は肉類に引けを取りません。週に最低3食、できれば5~7食を魚料理にするとよいでしょう。
し しいたけ 骨を丈夫にする
しいたけをはじめとするきのこ類が含まれています。きのこ類は食物繊維を含み、低カロリーでヘルシーな食材です。しいたけは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富で、骨を丈夫にするのに役立っています。これらのきのこ類はカロリーが高くないのでたくさん食べても心配ありません。
い いも 美容効果
じゃがいもやさつまいも、里芋、長芋など多くの種類がある芋類ですが、特にじゃがいもは食物繊維が豊富でビタミンCも含まれます。さつまいもは、メラニンの沈着を抑えるビタミンC、皮膚の新陳代謝を活発にして潤いとハリを保つビタミンEが豊富なので美容効果があります。
ファスティング中の「まごわやさしい」
ファスティング中はご飯に何を食べるかが本当に大事です。特に気を配るべきなのは、断食の前後に設ける準備期と回復期の食事です。準備期は通常の食事からファスティングに移るための慣らし期間で、回復期はファスティングで休ませていた胃腸を、いつも通りの食事が摂れるように徐々に慣らしていくための期間です。
準備期と回復期の食事に「まごわやさしい」の食材を意識して取り入れることでファスティングの効果も倍増します。これらの準備期と回復期は、ファスティングと同じ日数を置くことがオススメです。
まとめ
いかがでしょうか。ダイエットやファスティングを行う際に取り入れると良いと言われる「まごわやさしい」について解説しました。
「まごわやさしい」とは、健康な食生活に役立つ食材の頭文字を覚えやすく言いかえた言葉です。ファスティング中の準備期と回復期に積極的に取り入れることで効果倍増が期待できます。
「まごわやさしい」の食材は以外と身近な食材であることが多く気軽に入手できるので日々の食事にも取り入れて健康な食生活を送りましょう。