このように、ファスティング中にコーヒーを飲みたいけど、飲んだら身体に悪くないか心配になってしまっている方は、多いのではないでしょうか。この記事では、ファスティング中にカフェインの摂取をおすすめしない理由を詳しく解説していきます。
カフェインは、脂肪燃焼効果や食欲抑制効果などが期待できる成分です。日常で適度なカフェイン摂取は、健康にいいとされています。しかし、ファスティング中に日常生活と同じようにカフェインを摂取してしまうと、身体に悪影響を及ぼす可能性が。ファスティング中のカフェイン摂取が及ぼす身体への影響を知るためにも、この記事をチェックしてみてください。
ファスティング中にカフェインの摂取をおすすめしない理由5選
基本的にファスティング中は、カフェインの摂取を控えるべきでしょう。ファスティング中にカフェインの摂取を控えるべき理由は以下の5つです。
①カフェインが胃や腸を刺激してしまう
②肌が乾燥しやすくなる ③脱水症状になる可能性がある ④冷えの原因になる |
上記に挙げた5つの理由について詳しく解説していきます。
①カフェインが胃や腸を刺激してしまう
空腹時にコーヒーを飲んで胃や腸が痛くなった経験はありませんでしょうか?カフェインは胃や腸を刺激する成分のため、空腹状態で摂取すると胃や腸を痛めてしまう可能性があります。胃や腸の強さは個人差があるので、すべての人が胃や腸を痛めてしまうわけではありません。しかし、空腹状態でのカフェイン摂取は胃や腸に大きな負担をかけるため、避けるべきでしょう。
②肌が乾燥しやすくなる
利尿作用があるのがカフェインです。水の代わりにカフェインを多く含んだコーヒーなどを飲むとトイレに行く回数が増え、体内の水分量が低下します。体内の水分量が減ると肌が乾燥しやすくなり、肌荒れの原因となります。
③脱水症状になる可能性がある
②で解説しましたが、カフェインは利尿作用があります。体内水分量が減ることで、脱水症状を引き起こす可能性があります。ファスティング中は水を飲むことしか水分補給ができないため、脱水症状になる危険性が高いです。
④冷えの原因になる
カフェインは血管を収縮する働きがあり、身体を冷やすと言われています。ファスティング中は炭水化物を体内に入れないため、もともと身体が冷えている状態です。冷えている身体に冷えを増進するカフェインを摂取してしまうと、寒気や熱の症状などを引き起こす可能性があります。
⑤睡眠の質が悪くなる可能性がある
空腹時にカフェインを摂取すると、カフェインの効果が強くなる可能性があります。カフェインによる覚醒効果により、睡眠の質が悪くなる可能性があるでしょう。カフェインの効果が完全になくなるまでは5時間〜7時間といわれています。
空腹時の摂取だと持続時間が長くなる可能性もあります。カフェイン効果の持続時間は個人差があるので、カフェインを摂取する時間帯によっては、睡眠に影響を及ぼしかねないでしょう。
ファスティング中に避けるべきカフェインを含む飲み物
ファスティング中は以下7つの飲み物は飲まないようにすべきでしょう。
緑茶
紅茶 烏龍茶 ほうじ茶 玄米茶 カフェインレスコーヒー デカフェコーヒー ゼロカロリー飲料(コカ・コーラゼロなど) |
緑茶やカフェインレスコーヒー、デカフェコーヒーは意外かもしれませんが、上記7つはすべてカフェインを含んでいます。ファスティング中はカフェインを含んでいない水や麦茶などがオススメです。
まとめ
この記事では、ファスティング中にカフェインの摂取をおすすめしない理由を詳しく解説してきました。ファスティング中のカフェイン摂取は胃や腸への負担を考えるとおすすめできません。しかし、毎日飲んでいる方は自分の身体と相談の上、準備期間を設けて少しずつ摂取量を減らしましょう。この記事を参考にして、ファスティングのカフェイン摂取について検討してみてください。