薄毛の運命は逆らえないのですか?
そんなことありません!
対策をすることで、予防ができます!
はじめに
男の悩みのトップクラスに上がるのが薄毛ですよね。
若いうちはフサフサだったのに、気付いたらすっかりなくなってしまい、悲しい思いをされてるかたも多くいると思います。
私はまだまだフサフサですが、いつ薄くなってしまうのか、怖くて眠れない日々を送ってます…。
薄毛は逆らえない運命なのか?と心配する人もいるかも知れません。
ご安心ください、対策はあります。
7つ対策があるのですが、その前になぜ毛が薄くなってしまうのか、そのメカニズムについて見ていきましょう!
どうして毛が薄くなるの?
なぜ髪が薄くなってしまうのか?
これを知らないことには対策にも進めませんよね。
まずは原因を知ることが重要です。
さっそく説明に入りますが、まず髪の毛を作っているのは、毛包という皮膚の小器官が作っています。
毛包は、成長期、対抗期、休止期というサイクル(毛周期)を繰り返しています。
毛周期のほとんどは成長期となっています。
この成長期は毛母細胞と呼ばれる、毛根にある細胞が分裂を繰り返し、髪が伸びていくという期間になってます。
これは2-6年ぐらいなのですが、これが終わると退行期に入ります。
退行期は毛母細胞を含んだ毛根の膨らんだ部分 (毛球)が小さく収縮し、毛包が皮膚の方向に縮みます。
そして休止期に入り、毛球部が完全に退縮し末端が棍棒のような形をした毛が毛包に残ります。
古い髪の毛は、毛包の奥で新たに作られ始めた新しい髪の毛に押し出され、古い毛が抜け落ちます。
そして新たに成長期が始まり、新しい毛は抜け落ちた毛と同じ毛穴で伸長し始めます。
こうした毛包の再生のサイクルが毛周期となっているわけです。
つまり毛包が重要なものを担っているわけです。
この毛包に男性ホルモンが作用すると、毛を作り出している毛包の根本の部分で髪の毛の発育を抑えるシグナルなどが強く発信されてしまうのです。
こうなってしまうと、毛周期の中の成長期の期間を短くされ、それに伴い休止期間が相対的に長くなってしまうのです。
そうなると毛包は成長期間が短いため、十分に成長することができないまま毛周期を繰り返してしまいます。
毛包は小型化し、その結果作り出される毛の1本1本が細くなってしまい、この状態がAGAと呼ばれる一般的な男性型脱毛症です。
ちなみに毛を作っている毛母細胞は全身の細胞の中でも分裂や増殖がかなり盛んなので、栄養素などを多く必要としています。
ここまでの話でわかるように、AGAの主な原因は遺伝的素因と男性ホルモンとされています。
そのため実は予防となる特定の食品や生活習慣は現状ないのです。
え、だったらこの記事意味なくない?
と思うかも知れませんが、毛髪は体の一部なので、所謂体に良い生活習慣が毛髪にもいい影響があるとされています。
なので次の項目で薄毛対策について紹介していきます!
今日からできる薄毛対策7選!
先述の内容で薄毛の要因についてわかったかと思います。
遺伝的な要因はあれど、それ以外のところはできる限り防ぎたいですよね。
ここからはお待ちかね!薄毛対策について紹介していきます!
1.十分な睡眠をとるべし
まず最初は十分な睡眠を取ることです!
髪の毛を作るには、原材料となる栄養素だけでなく、成長ホルモンも必要とされています。
この成長ホルモンは眠っている間にさかんに分泌されています。
そのため睡眠不足になってしまうと、髪の成長を妨げることになってしまいます。
また睡眠不足は次に紹介する要因にもつながってしまいます。
2.ストレスを溜めこまないこと
次の要因はストレスです!
え、ストレスってメンタル的な問題じゃないの?
と思うかも知れませんが、実はこのストレスは毛にかなりの悪影響を与えてしまうのです。
まずストレスを溜めてしまうと、血管を収縮させ、血流の流れを阻害してしまいます。
無論血流の流れが悪くなれば、栄養は行き届かなくなり、毛にデメリットが生じることは容易に考えられます。
更にストレスが溜まっていると、睡眠に影響を与えてしまうため、成長ホルモンが不足してしまいます。
またホルモンバランスに乱れを招いてしまうため、こちらも悪影響。
最後に体内にある、髪の毛を生み出すための栄養素である亜鉛が減少してしまうのです。
なんとストレスだけで4つの悪影響をもたらしてしまうのです。
とにかく、ストレスを溜めないように適度に発散するのが大事です。
3.バランスよく栄養をとるべし
薄毛に効く特定の食品はありませんが、不足してしまうと薄毛が進行してしまう栄養素はあります。
それは、タンパク質・ビタミン・亜鉛の3つです。
タンパク質は毛自体の成長に必要です。
そしてビタミンはそのタンパク質を作るのに欠かせない他、血流の流れを良くし、頭皮環境を整えてくれます。
最後である亜鉛は、こちらもタンパク質を作るのに欠かせない他、髪を作る基本となる栄養素です。
これらをバランス良くとることで薄毛対策になります。
一方で逆に薄毛に繋がってしまう食べ物もあります。
それは糖分・塩分・脂肪分の3つです。
糖分は皮脂が過剰に分泌されてしまい、頭皮環境の悪化につながります。
塩分・脂肪分は頭皮の血流を悪化させてしまうなど、それぞれ悪影響があります。
どれも取ってはいけないわけではなく、取り過ぎてはいけないという所がポイントです!
ちなみに食事の時間も重要で、成長ホルモンが多く分泌される午後10時-午前2時の時間帯は注意が必要です。
というのも、この時間帯に食事をしてしまうと、血流が消化を助けるためお腹に集中し、頭皮に栄養が行きづらくなってしまうからです。
このように、食べるもの・食べる時間それぞれ注意しましょう!
4.運動不足
運動不足ももちろん髪の毛に影響します。
運動は血液の循環を促す効果があります。
つまり運動不足になると血液の循環が悪くなり、髪に必要な栄養素が頭皮に届かなくなってしまうからです。
大事なのは適度な運動です。無理に激しい運動をする必要はありません。
例を挙げると、お風呂上がりのストレッチだったり、いつもの出勤を歩けるところから歩くなど、ちょっとしたことだけでも全然変わるのです。
5.タバコ・お酒は控えるべし
タバコやお酒は体に負担をかけるのはもちろんですが、実は髪の毛にも負担をかけてしまいます。
まずお酒ですが、酒を飲み過ぎるとアルコールを体内で分解する際に、髪に必要な栄養まで一緒に分解されてしまうのです。
酒好きな人の目安としては、週に1-2日は休肝日を作るようにしましょう!
次はタバコですが、ニコチンを過剰に摂取すると、血管が収縮し血流が悪化し、薄毛を進行させてしまいます。
タバコに関しては禁煙がベストですが、難しい方は減煙から始めて見ましょう。
6.ヘアケア
ここまでは生活スタイルや、栄養などについての対策でしたが、ここからは髪への接し方での対策です。
まずはヘアケアです。
みなさんシャンプーって意識して選んで使ってますか?
毎日使うシャンプーも重要なんです。
頭をきれいにするシャンプーですが、洗浄力が強すぎると保湿に必要な皮脂を必要以上に洗い流してしまうのです。
なので適度に皮脂を残し、頭皮の潤いを保つシャンプーがオススメです!
目安となるのは、アミノ酸系、ベタイン系と呼ばれる種類のシャンプーです。
今度シャンプーを選ぶときに意識して見て見てはいかがでしょうか!
7.育毛剤
最後は育毛剤です!
え、若いのに使う必要あるの?
と思うかも知れません。
ですが、薄毛は気になった時が始めるタイミングです!
早め早めの対策をすることで、薄毛の進行をより遅らせることができます。
ちなみによく間違えやすいのですが、育毛剤は「髪を育てる」ものです!
「髪の毛を生やす」という対策をする場合は、発毛剤を検討しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
薄毛は正直遺伝もあります。抗えない部分も一部あるでしょう。
しかし今回紹介した7つの対策をするだけでも、髪の寿命を伸ばすことができるかも知れません。
上げた中には今日からでもできるものも多くあると思います。
無理のない範囲で、できる限りの対策をして快適なヘアライフを過ごしましょう!
それでは今回はここまで!