ファスティングに興味があるのに、このような感想を目にして諦めてしまう人は多いのではないでしょうか？
結論から申し上げると、正しくないファスティングは、リバウンドを引き起こします。ファスティング後の方が太ってしまったということも珍しくありません。
しかし、正しいファスティングは、健康的に痩せられると断言させていただきたいです。それでは、ファスティングでリバウンドしてしまう原因と対処法、正しいファスティングの方法を解説します。
ファスティングとは
ファスティングとは一定期間食事を断つ「断食」行為を示す英語です。近年では完全な絶食ではなく、スムージーなどの一部のみを摂取する方法や、一日のうちの数時間固形物を取らないなどのダイエット方法もファスティングと呼ばれています。
この記事で説明するファスティングとは、一定期間固形物を一切とらないファスティングについてです。私たち楽々ファスティングでは、一定期間食事を取らない本来の意味でのファスティングを推奨しています。
ファスティングでリバウンドしてしまう原因
無理のあるスケジュール
ファスティングでリバウンドしてしまう原因は、無理のあるスケジュールにより、ストレスや反動などで食べすぎてしまうことです。ファスティングでは意図的に一種の飢餓状態を作ります。
その状態を無理やり作ると、ストレスや反動で、いざ食事を取れるようになった段階で、カラダは本能的に食事という行為に対して強い快感を与えます。本当としてこれらの欲求がでるため、食べたいという衝動に抗うことは非常に難しいです。
準備食、回復食期間を設けない
理由は後述しますが、ファスティングは断食期間以上に、前後の準備食と回復食期間が重要です。準備食期間を設けずにファスティングを行うとカラダは過度のストレスを溜め込み、ファスティング期間中や終了後の食欲を増幅させます。
また、回復食期間も非常に重要です。断食終了後、カラダは、本能的に栄養を吸収して脂肪を蓄えようとするスポンジのような状態になっています。この状態でいきなり栄養を摂取すると、いつもよりも余分に栄養を吸収してしまいます。結果、リバウンドに繋がります。
筋肉量の低下
ファスティング期間中はただ食べずに寝ていればいい、という状態ではありません。口から栄養を摂取できないことで、カラダは筋肉や脂肪を分解してエネルギーを生み出し、身体機能を維持しようとします。この際、脂肪よりもタンパク質が豊富な筋肉から分解されます。
そのため、ファスティング期間中は適度に運動を行い、カラダに対して、「筋肉は必要」と認識させなければなりません。カラダに不要な筋肉とみなされた場合、脂肪よりも筋肉がどんどん分解されてしまいます。
筋肉量の低下は、基礎代謝の低下に繋がります。基礎代謝が低下することで、太りやすいカラダになってしまいます。
ファスティングに失敗する人の共通点
上記の通り、理由を上げましたが、いったいどのような人がファスティングに失敗するのでしょうか。それは、無鉄砲がむしゃらなスケジュールと謎の気合でファスティングに望む人です。
断食、どうしてもある程度のストレスがある行為です。本能的に発生するストレスなので、気合ではどうにもなりません。このストレスを如何に低減し、気持ちよくファスティングに臨めるかが、ファスティング成功のカギなのです。
ファスティングでリバウンドしないためには
ファスティングでリバウンドしないためには、気合で我慢するのではなく、科学的な根拠をもとに作られた最大限効果的なスケジュールを気持ちよく遂行することです。
私たち楽々ファスティングでは、回復食期間と準備食期間を十分に設けた「9日間のスケジュール」を推奨しています。
長期でファスティングに向き合うことによって、最大限の効果をもたらすだけではなく、健康的な生活を送る気持ちよさ、マインドを作り上げることができます。
私たちは、長期のファスティングが決して楽ではないことを知っています。だからこそ、講師による正しい導きと、楽しく遂行できるメンタルサポートが重要です。
本気でファスティングを成功させたいなら、決して一人の気合で乗り越えようとせず、専門家の知識のもと、正しいファスティングを行いましょう。
一度正しいファスティングで健康的なカラダと思考を手に入れると、それは習慣となり、一生を健康的に充実した気持ちで過ごすことができると確信しています。