ファスティングを始めるまえに知っておくべきことってなんだろう?
ファスティングを始めるために、意識するべきことは9つあります!
1つずつ確認していきましょう!
この記事の概要・要点は・・・
- 水分補給はとても重要(「きれいな水」で飲むこと)
- 空気をカラダに取り込みましょう(特に「早朝の空気」がオススメ)
- 空腹状態=老化予防、健康増進につながります
- まずは、夜だけのファスティングから始めてみましょう
きれいな水
あらゆる生命の源である『水』。
私たちの体を構成する、およそ60兆個の細胞一つひとつの内側、そして細胞同士の隙間は、そのほとんどが水でできています。
栄養素の吸収や利用、老廃物の排泄、細胞膜や関節の潤滑油役、赤血球や白血球の移動手段など、ありとあらゆる生命活動は、水がなくては始まりません。
ヒトの体重の60~70%が水分でできています。
体内の水分が1%減少するだけで、記憶力の低下や情緒不安定、疲労などにつながります。
また、血液の粘性が高まり、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが上昇するというデータもあります。
新鮮な空気
脳への酸素供給が途絶えると数秒以内に意識を失い、3~5分以上になると心臓が止まります。
全身の細胞に新鮮な酸素がいきわたるには呼吸が肝心です。
生物界では深い呼吸ができる生き物ほど寿命が長いといわれています。
その呼吸については、異物の侵入を防ぐため口ではなく鼻で行うことも、ぜひ意識してもらいたいです。
光
日の出から日の入りの光の変化(明暗のサイクル)を感知することが、サーカディアンリズム(概日リズム)を正しく成り立たせる 上で重要な役割を担っています。
「光」は、睡眠と覚醒、食事(空腹)のタイミング、体温の上昇と低下、ホルモンの分泌、各内臓の働きなどを営んでいます。
「光」という情報 は目からだけでなく、全身の細胞による感知が非常に大きなカギを握っているのです。
第一の栄養
ファスティングを成功させるためには、自然の良質な食べ物と食べ方を身につける必要があります。
良質な食べ物としては、「玄米+マゴハヤサシイワ」を摂りましょう。
穀菜食は少量のインスリンで血糖値を下げる効果があるので、オススメです。
第二の栄養
機能的な栄養
良質なサプリメントを利用しましょう。
・ミネラル 特にマグネシウム、亜鉛、セレン
・ビタミン特にB群とC
・オメガ3亜麻仁油、クリルオイル
・タウリン
・アミノ酸
・プロバイオティクス、乳酸菌など
毎日の運動習慣
筋修復を担う“成長ホルモン”と呼ばれる物質があります。
トレーニングによる疲労によって筋力はいったん落ちるが、成長ホルモンによる再生で“超回復”と呼ばれる現象が起き 元のレベルよりアップします。
習慣的なトレーニングによって、実年齢よりも筋力をつけることが可能になります。
効率良くエネルギー 代謝・解毒を行い、筋肉を維持するためにはファスティング期に入るまでに運動習慣をつけることがポイントです。
ファスティング の激しい運動は一気にミネラル・ビタミンを失う恐れがあります。
早朝散歩(1:きれいな水、2:新鮮な空気、3:光 を取り入れることが可能)、ストレッチ、ヨガなどがオススメです。
休息
成長ホルモンの働きとしては、ほかにも・・・。
- ・脂肪を燃焼させてエネルギーと筋肉に転換
- ・結合組織を強化し、腱や靱帯(じんたい)の調子をよりよくする
- ・筋肉成長のためのタンパク質合成能率を高める
- ・血中および尿中の尿素の濃度を下げる
など、さまざまな働きがあります。
夕食をとらない(または量を減らす)
本来なら消化のために費やされていエネルギーを睡眠中の重要な生命活動に回すことができます。
睡眠の役割は、披露の回復記憶の生理、細胞の修復や再生など多岐にわたるため、夕食抜きで睡眠の質の向上が期待できます。
『夜ファスティング』のススメ
以上の説明の通り「9つのメソッド」のうち、[3:光] [7:休息] [8ポジティブな心」を特に生かすために、半日ファスティング の「朝ファスティング」もオススメですが、まずは「夜ファスティング(通称:夜ファス)」を、1週間のうち何日かだけでも取り入れることがオススメです。
方法はとても簡単。
夕食を発酵ドリンクに置き換えるだけです。
夜ファスをおすすめしたい方へ
- ・ファスティングの準備期間として安全に食事量を減らしたい方
- ・お酒の飲みすぎが気になる方へ(休肝…晩酌を控える)
- ・疾病がある、服薬中である、といった理由で、ファスティングを行えない、行いにくい方(体質改善の一環として)
- ・眠りが浅い方、朝がスッキリしない方
- ・夕食を食べないと眠りが深くなり、朝の目覚めが早く快適になる。
「生活習慣」の見直しに『夜ファス』は、うってつけです。
ポジティブな心(ネガティブな感情は病気のもとに)
ネガティブな感情はネガティブな生理作用をもたらします。
過度なストレスにまみれ、いつも暗い気持ちでいると細胞で営まれている生命活動に支障をきたし、がんになってしまうことがあります。
がんをはじめとするネガティブな生理作用を細胞の力ではねのけるには、日頃からポジティブな心であることが必要となります。
笑いのある生活を意識するようにしましょう。
ポジティブな心には、そのほかのメソッドが必要不可欠です。
ファスティング
ファスティングはカラダの中を大掃除する、健康法の1つです。
カラダ本来の解毒力や免疫力を復活させることで、体内に溜まってしまった老廃物や毒素を自然に排出できるようになります。
その結果、頭もカラダもすっきしして五感が敏感になり、「脳力」もアップします。
心まで前向きになる、ファスティングで新しい毎日を一緒に始めましょう。
ファスティングでカラダを変えれば、人生が変わります。