【5分でわかる】ファスティングとは？定義と効果をわかりやすく解説します

最近注目されている、断食を取り入れた身体の整え方の１つ、ファスティングをご存じですか。いまいちファスティングについて分からない方も多いはず…

そこで今回はファスティングの定義やその効果などを丁寧に説明します。

ファスティングとは

ファスティングという言葉は、英語の「fast（断食する）」からきています。元々は宗教上の修業の一環や行事として行われていたものです。最近では、ファスティングがダイエットに効果的であることで注目を集め始めました。

ファスティングでは、一定時間食事をしないことで胃腸を休め、衰えていた消化機能が元に戻ります。

ファスティングと言ってもいくつか種類があります。今回は4種類に分けて解説していきます。

これは言葉の通り5日間ファスティングを行う方法のことです。ファスティングの期間には1日から3日、7日と様々な期間で行う方法があります。ここで言う5日とは断食をする期間のことです（準備期・回復期を含まない）。

ファスティングは、準備期、ファスティング期、回復期を含む必ず3つのステップで行います。そのため、5日ファスティングの細かい日程としては以下のようになります。

ファスティングを行う期間に合わせて、準備期と回復期の日数も変える必要があります。目安としてはファスティングを行う期間と同じ日数を準備期と回復期にも使いましょう。

16時間ファスティングは、1日24時間の中で16時間は断食をし、残り8時間以内で食べるといった方法です。8時間程度以内に、朝食・昼食・夕食の３回の食事時間を決めて、リズムよく食べるようにします。

16時間ファスティングの注意点は、16時間断食している間に運動をし、後残りの8時間で食べ過ぎないことです。

これは1日のうち1食だけ普通の食事を摂り、その他は固形の食べ物を摂取せずに水、お茶、酵素ドリンクなどで過ごす方法です。

1日1食のみにすることで、食事と食事の間の約24時間、食べ物を摂取せずに胃腸が休まるので疲れた内臓を一定期間休ませることができます。その結果、消化器官が本来の働きを取り戻し、不調の改善や健康維持の効果があります。

1食を取るタイミングとしては、昼がオススメです。それは、昼が一番消化活動が活発になる時間であり、活動量も多いのでエネルギーも多く使うからです。

1週間のうち2日間を断食日としカロリーを制限した食事に抑え、残りの5日間は特別なルールもなくいつも通りの食事をするという方法です。2日間の断食日にも食べることはできますが、摂取カロリーは制限する必要があります。以下例を参考ください。

男性：600kcal
女性：500kcal

また、断食日に2日間は連続で行わず間を開けましょう。例えば月曜日と木曜日など。

ファスティングを行うことで様々な効果が期待されます。以下、具体的なファスティングの効果について解説していきます。

ファスティングを行うことで、胃腸が休まり消化吸収の働きよりも老廃物や毒素を排泄する働きが強まり、腸内環境が整うデトックス効果があります。

また、体内に滞っていた便や不要なものが排出されき、れいな血液になることで慢性的な疲れが解消され、巡りが良くなり血行不良に伴う不調や生活習慣病のリスクも減らすことができます。

ファスティング中は、ニキビや吹き出物などお肌のトラブルの原因になる有害物質や老廃物を排出する働きが強まるといわれています。また、ファスティングによって代謝が上がることで新陳代謝を促し美容にも効果的とされています。

ファスティングをすることで疲れた胃が休まり、腸の中もリセットされます。それによって胃腸の働きが整い活性化され、便秘などの困った症状も解消できると言われています。

また、胃腸の調子が整うことで免疫細胞の活性化にも繋がると考えられています。

ファスティングについて、その定義ややり方、効果について解説しました。ファスティングとは宗教の修行で行われていた断食から産まれた文化であり、現在はダイエットや健康増進目的で行われることが多いです。

ファスティングの効果としては、ダイエット効果だけでなくデトックス効果や美肌効果、胃腸の働きが整うなど様々な効果が得られます。しかし、大事なのは間違った知識を持つことや、やり方を間違えないことです。

ファスティングに関して正しい知識とやり方、効果を身に付けて行うことが大切です。私達が提供するファスティングプランは一人一人が正しく効果的にファスティングを行うため、パーソナルトレーナーが最後までファスティングを指導します。詳細はお気軽にお問い合わせください。