健康維持やダイエットに効果的であると、ファスティングが最近注目されていますがその効果は本当なのしょうか。やっぱり行動に移す前に本当に効果があるかどうか明らかにしておきたいですよね。
そこで今回はファスティングが身体に良いと言われる医学的根拠を分かりやすく解説します。この記事を読んでファスティングのモチベアップに繋げましょう。
ファスティングとは
ファスティングとは、一定期間食事を摂らないダイエット法のことを言います。一定期間食事を摂らないことで、胃腸などの内臓が休まり体をデトックスできるので、それがダイエットや美容、健康に良いと注目されています。
健康や美容法としてのファスティングの方法は、酵素ドリンクや酵素ペーストを使って、必要最低限のカロリーや栄養を補給しながら無理なく行います。
ファスティングの効果
ファスティングをすると消化機能にエネルギーを使わなくなることで、食事をとる時に使われていたエネルギーを肝臓や腎臓の臓器に使うことができ、体のメンテナンスが行えます。
その結果、体内に溜まった有害物質や毒素を排出するデトックス効果や、美肌効果、免疫力向上などの効果が期待されます。
ファスティングの医学的根拠
ではここからはファスティングが健康に良いと言われる医学的根拠について解説します。
オートファジーとは
ファスティングが健康に良いと言われる根拠として、オートファジーが関係しています。オートファジーとは、「Auto＝自分自身」と「Phagy＝食べる」という単語が組み合わさった言葉で、細胞が自分自身を食べて新しく生まれ変わる仕組みのことです。
ちなみに、この「オートファジー」は大隅良典栄誉教授(東京工業大学)がノーベル生理学・医学賞を受賞した際に研究テーマとなったものです。
オートファジーはもともと体に備わっている仕組みですが、最後に食事をしてから約12時間後に活性化します。オートファジーが機能すると、食べすぎや加齢による体へのダメージがリセットされ、体が内側から若々しくよみがえります。
ファスティングは、食事を摂らないのオートファジー働きが活発になることによって、体内環境が整うと考えられています。
ファスティングのポイント
ファスティングの医学的根拠について解説した上で、ファスティングをより効果的に行うポイントをいくつか紹介します。
スケジュールには余裕を持つ
ファスティングをきちんとスケジュールに余裕を持って行うことが大切です。断食を行う期間だけでなくその前後に準備期間と回復期間を設けましょう。これらの期間は、断食をする日数と同じ日数を置くことがオススメです。仮に3日ファスティングを行うなら、準備期と回復期も3日ずつ設けましょう。
また、準備期と回復期の食事にも十分に気を遣うようにしましょう。準備期は断食を行う前に身体の中の糖をだんだん減らしていくことが目的です。回復期は断食期を終えた胃腸がとてもデリケートな状態になっています。回復期には、胃の負担にならないものから食べ始めましょう。
水分をしっかり摂る
1日1〜2リットルの水を飲むといいと聞いたことがある方も多いと思います。ファスティング中でも同じで水分補給は大切です。特に、断食により普段の食べ物から摂れるはずの水分が摂れていないので、いつもよりも多めに飲むようにしましょう。
酵素ドリンクは無添加のものを選ぶ
初めにも説明しましたが、健康や美容法としてのファスティングの方法は、酵素ドリンクや酵素ペーストを使って、必要最低限のカロリーや栄養を補給しながら無理なく行います。
この酵素ドリンクの選び方も大切です。できるだけ添加物の入っていないドリンクを選ぶようにしましょう。ファスティングは胃腸を休ませてデトックスを促すことが目的の一つであるため、添加物が含まれている製品では胃腸に負担がかかってしまうからです。
まとめ
いかがでしょうか。ファスティングの医学的根拠について解説しました。ファスティングが身体に良いと言われる根拠にはオートファジーが関係しています。一定期間食事を摂らないことでオートファジーが活発に働くようになり、体内環境が整うというメカニズムになっています。
ファスティングの医学的根拠をしっかり理解してより効果的にファスティングを行いましょう。