コロナが流行ってるし手を頻繁に洗うけど、手が荒れちゃって嫌なんだよなぁ…。
それは逆効果ですよ!
手の洗いすぎは逆に手が汚くなります!
はじめに
最近コロナの影響で、どこに行ってもアルコール消毒機が設置されていたり、手洗いを求められる機会がかなり増えたと思います。
無論コロナなのでこれらはしょうがないですし、やらないとと思う人がほとんどだと思います。
でも、ぶっちゃけ私アルコール消毒や手洗い嫌なんですよね…。
というのも私肌がかなり弱くて、すぐに荒れてしまうんです。
荒れるともちろんアルコールは染みて痛いし、ちょっとしたことでも皮膚が切れて血が出ちゃうし…。
かといって、消毒はするから肌はなかなか治らないし…。
正しく負のサイクルなんですよね。
この状況を何とか打破できないかと、私色々調べました!
その結果、意外なことがわかったのです!
実は手の洗いすぎは逆効果ということです!!
今回はそんな手の肌事情について紹介していきます!
手の洗いすぎは逆効果!?
早速本題に入っていきます!
手の洗いすぎは逆効果ってどういうこと?
手を洗うんだから綺麗になるに決まってるやん!!
正直こう思いますよね。
手を綺麗にするものが逆効果になるとは思えません。
ですが、そこには肌の意外なメカニズムがあるんです。
実は私たちには、外部から侵入しようとする細菌などからからだを守るシステムが備わっています。
その役割を担っているのが、常在菌と呼ばれる菌です。
常在菌は私たちの手のひらや顔など、皮膚の表面に存在しており、バイ菌の増殖や侵入を防いでいるのです。
言うならばバリア機能ですね。
このように菌とはいっても私たちの体に必要な菌ってことです。
そんな常在菌ですが、良い働きをするといっても菌なわけですよね。
なぜ手の洗いすぎや消毒のしすぎが逆効果なのか。
もうお分かりですよね?
そう、消毒などによってこの常在菌もやられてしまうからなんです!
常在菌がやられてしまえば、肌はバリア機能が低下し、肌荒れや感染の原因になってしまうのです。
無論たかが数回程度では常在菌の機能はやられません。
ですが過度の手洗いや殺菌が続くと、この肌のバリア機能が低下してしまうのです。
ちなみに食器を洗う時に、洗剤で手が荒れるのも同じシステムです。
洗浄力が強ければ強いほど、手への洗浄力も高まり、常在菌も洗い流されてしまいます。
でも待って!
いくら手洗いで常在菌を失ってしまうとしても、悪い菌も洗い流すから問題なくない?
こう思う人もいると思います。
確かにそうですよね。同じタイミングで失うなら問題なくないと思ってしまいます。
しかし同じタイミングで失っても、活性化 (いうならば復活)するのは悪い菌のが早いのです。
なので、我々は肌のバリア機能を失わないようにする必要があるのです。
ちなみに肌が荒れている手とそうでない手では、肌荒れのない方ではなかった黄色ブドウ球菌(食中毒菌)が1,300個も検出されたという実験結果があるそうです。※ライオンハイジーン(株)調べ
ではどういうタイミングで手を洗えばいいのか?
それを次説明していきたいと思います!
どうすればいいの?
さて、先ほどまでのところで手洗いのしすぎはよくないことは分かったと思います。
じゃあどうすればいいかについて紹介していきます!
まずは手洗いのタイミングです!
手洗いのタイミングは大きく分けて6つあります。
1.外出から帰ったあと
2.調理の前後
3.食事やおやつの前
4.トイレのあと
5.動物に触ったあと
6.咳・くしゃみを手でおさえたあと
この6つです!
できてるよ!って人がほとんどかもしれませんが、この6つのタイミングがポイントです!
このタイミングが適切な手洗いのタイミングになります。
手を洗いすぎないように注意しましょう!
また、手洗い後にハンドクリームなどでハンドケアを欠かさないようにしましょう。
それによって手荒れの防止、ひいては感染症の防止にもつながるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
手の洗いすぎ、消毒のしすぎが逆効果だなんて思いもしませんでしたよね。
無論今回紹介したのは、手洗いのしすぎ・消毒のしすぎがよくないということです。
決して手洗いや消毒をしなくていいということではありません。
もししなければもちろん体に悪いです。
最後に説明した、適切なタイミングで、適切な手洗いをして、感染症や食中毒からからだを守りましょう!
それでは今回はここまで!
また次回の記事でお会いしましょう!