健康・ダイエットに関するコラム

IBSって知ってますか?過敏性腸症候群について調べてみました|ファステングマイスターが解説します

健康・ダイエットに関するコラム
初心者

通勤中いつもお腹痛いんですよね…。

よく電車降りたりしちゃいます。

なんでいつもこんな痛いんだろう…。

マイスター

それってIBSじゃないですか?

今回はIBSについて調べてみました!

はじめに

 

みなさん通勤・通学中急にお腹が痛くなることってありません?

 

私定期的になるんですよね…。

 

学生時代通学のバスに乗ってる時、信じられない程の腹痛に襲われることが度々あって、その時はいつもバス降りてからトイレまでの最短ルートをイメージしてこらえてました。

(この気持ちわかってもらえますかね…?泣)

 

今となってはいい思い出ですが、みなさんの中にここまでとはいかなくとも、これに近しい経験をしたことがあるのではないでしょうか?

 

例えば試験の前や大事な大会の前、長時間乗車してる時など、トイレにいけないタイミングに限って急にお腹が痛くなる。

 

これ、何が原因か気になりません?

 

実はこれにはちゃんと理由があるんです。

 

IBS (過敏性腸症候群)かも知れないんです。

 

というわけで、今回はIBS(過敏性腸症候群)について紹介していきます。

 

IBS(過敏性腸症候群)って何?

 

さてIBS、またの名を過敏性腸症候群についてですが、これ実は結構高い確率で発症するんです。

 

何人に1人の確率だと思いますか?

初心者

んー、100人に1人ぐらい?

マイスター

いいえ違います。

なんと10人に1人の確率です

 

どうでしょう?みなさんのイメージよりもかなり多かったのでは無いでしょうか?

 

10人に1人ということは、誰にでもありえる疾患なんです。

 

そんな IBSですが、実際どのような症状が起きてしまうのか紹介していきます。

 

まず第一にIBSの症状は4つのタイプに分類されます。

 

便秘の症状が主に起こる「便秘型」、下痢の症状が起こる「下痢型」、下痢と便秘が同程度起こる「混合型」の3つ。

 

そしてその他どれにも分類されない「分類不能型」

 

この4種類になります。

 

便秘型

特徴

-ストレスを感じていると、便秘が悪化する場合。

-緊張すると腹痛を覚え、トイレに行くものの兎のフンのような便が少しでるのみの場合。

 

判断基準

-でこぼこした塊状や、兎のフンのようなコロコロした硬い便が4分の1以上あり、柔らかい泥や液体状の便が4分の1未満の場合。

 

下痢型

特徴

-緊張するとおなかが急に痛くなり、トイレに行きたくなってしまう場合。

-トイレに行けない不安な状況に限って、下痢がひどくなる場合。

 

判断基準

-柔らかい泥や液体状の便が4分の1以上、でこぼこした塊状の便や兎のフンのような硬い便が4分の1未満の場合。

 

混合型

特徴

-下痢になったと思えば便秘になったり、おなかの調子がはっきりしない状態が続く場合。

-緊張やストレスを覚えた時、下痢や便秘が交互または繰り返し続けて起こる場合。

 

判断基準

-でこぼこした塊状の便や兎のフンのような硬い便が4分の1以上あり柔らかい泥や液体状の便も4分の1以上ある場合

分類不能型

特徴

上記3つの分類のどれにも当てはまらない場合

 

このような症状が人それぞれ起きるわけです。

 

つまり一口にIBSと言っても、みんながみんな同じ症状ではなく、下痢の人もいれば便秘の人もいるし、両方の人も、そうでない人もいるわけなんです。

 

初心者

えぇ、人によって違うんだ…。

混合型もあるとは、どれもなると辛いな…。

でも、どうしてIBSになってしまうんだろう?

 

なぜIBSになってしまうのか。

 

その原因ですが….

 

実ははっきりしてません。

 

初心者

ええええええ!?

原因わからないの?

マイスター

はい…。

残念ながら明確に「これだ!」という原因は現状わかってないんです。

ですが、「これが関係しているのではないか」というものはあります。

 

それは主にストレス内臓覚過敏が関係しているのでは無いかと言われているんです。

 

初心者

内臓覚過敏?何それ?

マイスター

内臓知覚過敏とは、胃酸や胃の筋肉の伸展などの刺激に敏感に反応し、ちょっとした刺激でも痛みやもたれといった症状が出てしまうことです。

 

この2つのうちストレスが原因の場合、ストレスによって不安状態になると、脳からストレス関連ホルモンが分泌されて消化管に働きかけます。

 

それにより腸が自律神経やホルモンの乱れを介して、運動が過剰になったり、痙攣状態になったりしてしまうのです。

 

それにより、あの急激な腹痛が発症してしまうわけなんです。

 

一方内臓知覚過敏に関してですが、これはこのストレスにより腸が荒れることで、内臓知覚過敏を引き起こしてしまうのです。

 

つまりストレスにより腸が荒れ、そのストレスによって内臓知覚過敏を引き起こすことで、ちょっとした刺激などでも痛みを感じやすくなってしまう。

 

正に負の連鎖な訳です。

 

この上記2つでは無いかと言われてますが、あくまでそう言われてるだけであって、明確な原因ははっきりとしていません。

 

初心者

なるほど…。

一応、ストレスとか心理的なものと、それによる内臓への影響が原因の可能性があるわけか…。

でもそうはいっても、原因も明確でないのにどうやって対策したらいいの?

マイスター

いい質問ですね。

原因は明確ではないものの、このストレスや内臓知覚過敏といった、IBSになりやすい原因を取り除くことである種の予防に繋げることができます。

 

IBSの対策・予防・治療法

 

ここまでの項目で、IBSについてみてきました。

 

ここからは、IBSの予防・対策・治療法について見ていきます。

 

最初に結論を書きますが、実はIBSを予防できたという研究はありません。

 

原因が確定していないので、予防も難しいということでしょう…。

 

初心者

え、じゃあだめじゃん。

どうにもならないじゃん。

マイスター

いいえ、そんなことはありません。

推定されている原因をもとに予防に繋げる方法があります。

 

それはストレスを減らすことです。

 

前半で述べたように、現状IBSはストレスが要因の一つではないかと考えられています。

 

そのため、ストレスを減らすことで危険因子を取り除き、予防につなげるというわけです。

 

では、そんなストレスを減らす方法ですが、大きく分けて3つあります。

 

睡眠を十分に取ること暴飲暴食を避け規則正しい食生活を送る適度な運動や趣味などでリフレッシュするということです

 

順に見ていきましょう。

 

睡眠

 

まず、睡眠を十分に取るということですが、人は睡眠不足に陥るとイライラしやすくなり、ストレスを感じやすくなると言われています。

 

無論睡眠が足りないと、体も回復しないので、疲労も溜まります。

 

疲労が溜まれば、体は疲れているのでイライラしやすくなり、ストレスが溜まるので悪循環です。

 

なので、睡眠はしっかりと取るようにしましょう。

 

適度な運動や趣味

 

次は適度な運動や趣味をするということですね。

 

「え、運動なんか疲れちゃうよ。ただでさえ仕事で疲れてるのに…。」

 

こんな人もいるかもしれません。気持ちは非常にわかります。

 

ですがこれは逆により疲れてしまったり、ストレスが溜まる原因だったりします。

 

というのも、脳は疲れているのに体は疲れていないというアンバランスな状態ができてしまうからです。

 

これによりストレスを感じてしまうのです。

 

しかし体を動かすことで、よく眠れるようになったり、血行が良くなることで体が温まりリラックス効果もあります。

 

また、これは趣味でも得られるのですが、気晴らしの効果もあります。

 

このように適度な運動は、心身共に健康にしてくれるのです。

 

規則正しい食生活を送る

 

基本と言えば基本ですが、かなり重要です。

 

普段の食生活でもストレスになる要因はあるからです。

 

例えば暴飲暴食といったやけ食いなどは、体にはもちろん心にも良くありません。

 

というのも、暴飲暴食ややけ食いした後、自己嫌悪に陥る人も少なくないと思います。

 

そうなると更にストレスを溜める、また食べる、そしてまた…という負のループにハマるわけです。

 

また、食事は1日の生活リズムを作っているため、夜遅くに夕食とは別に食べることはバランスを崩すことになります。

 

なお、若干食生活から離れますが、アルコールやタバコ、コーヒーもあまり良くありません。

 

このような嗜好品には、不安感を消してくれる効果がありますが、そのような効果は数時間で消えてしまいます。

 

なので、依存しやすくなるわけです。

 

もちろん絶対にダメというわけではありませんが、ほどほどにするようにしましょう。

 

初心者

なるほど…。

所謂規則正しい、健康的な生活が一番ってことですね!

マイスター

そういうことです!

基本的なことですが、それが一番良いわけなんです!

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

IBSって馴染みのない言葉、病気だったと思いますが、今回でわかっていただけたかと思います。

 

ほんとに身近な病気ですし、急になるかもしれません。

 

残念ながら原因はわかってませんし、それに伴う予防ができたという研究もありません。

 

ですが今回ご紹介したように、現状考えられている原因、それを排除する方法はあります。

 

今回の記事が参考になれば幸いです!

 

それでは今回はここまで!

 

See you soon〜!

 

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